こいかい勝本弁でばい--------------------
こうしち京都あたりんおなごしのようけえ勝本に住むごとなっち、勝本浦は京都訛の壱州弁になったっち。50代以上んおんちゃんやおばしゃんたちが普通に話しよんない言葉ば聞いちみ。女言葉もそうばって漁師の男言葉もどっかおなご言葉んような柔らかさんあいとでばい、オカマじゃなかとばってなあ。
ついでばって、壱岐ん中でも勝本浦は美人の多か町ちゅう評判のあいと。実際、同級生にも美人が多かったとでばい、ほんなこて。今ん勝本診療所と大久保屋敷に鯨組みんふとか屋敷のあっち、タビかい連れちきたねえちゃんたちば住まわせよったちゅうこっでばい。ブスはわざわざ連れちゃこんめえけん、きれいかねえちゃんたちのいっぺえおんなったっちゃろなあ。
ちっと年とったらまた京都に戻すちゅうこたなかろう、新しかわっかおなごしば連れちきたり、ねえちゃんがちょびっと年配になったら組の漁師にヨメさんにやったりしたけん 勝本浦にゃ京都なまりの勝本弁とべっぴんDNAの浸透したとちあたいは思いよいとでたい。
言うちゃすまんばって、中学校でカスイ小と一緒にないばって勝小んほうがきれいかおなごん多かったでばい。ああたもそう思わんで?
特に西部がたな。思い返しちみれば、黒瀬がたかい馬場先まい各部落にひとりは好いちょったかわいかとんのおったもん。
いんにゃ待っちみ、田間・川尻・中折はおらんやったろうか・・
高校になっち壱岐中の中学校んもんがいっしょになったばって、やっぱ勝本んオナゴんかわいさが抜けちょったでばい。武生水ん女子に期待しちょったとばって、そうでんなっかた。やっぱ勝本やった。おいと同級んオナゴが特に粒そろいやったちゅう話しもあったばって、こん年なっち中学ん同窓会で会うてん、やっぱそれなりきれいかもんなあ。同級生の男かいよう言われようった、勝本ん女子はきれいかねえ・・ち。
壱岐人3万人の中で勝本浦3000人の特殊な言葉、勝本べっぴんのDNA流出防止といっしょに、大事せなでけんねえ。
勝本弁丁寧語編
「〜しよんない、〜しちょんない、〜しちょんなった・〜しなった」(〜なさっている、〜なさっていた、〜なさった)
勝本弁(勝本浦部)は特別かとち書いたばって、名詞が変わっちょいとじゃのうしちより、語尾の変化に独特の言い回しんあるとが特徴でたい。その一番際だったとが「〜しよんない」。
〜する、の丁寧な言い方でたい。通常の壱州弁では 〜しよらす、〜しよらした で、九州弁一般と大差なかとばってが、〜しよんない、〜しちょんない で勝本浦ん人間ばいちじきわかいと。
来よらす=来よんない(現在形・現在進行形)、来ちょんない(現在完了・過去形)、来なった(過去・過去完了)
食べよらす=食べよんない(現在形・現在進行形)、食べちょんない(現在完了・過去形)、食べなった(過去・過去完了)。会話では通常最後に「と」がつく事ん多かとも特徴んごたいと。
勝本弁、意味ん通じよいで?
海岸通のおんちゃんたち
勝本ん海岸通りば夕方歩きよったん、おんちゃんの何人かずつ波止に腰かけちおんないと。
こんにちは、ち挨拶したん、「どっかいきたっで?タビかいで?」ち聞きないと。聞きない確率98%でばい。
顔ば知っちょったん「帰っちきたとでえ、いつきたと?」ち聞きないと。
見慣れん顔やったんすれ違うあいだ、じ〜〜っとながめないもん、勝本ば知らんもんやったんなんか因縁つけられるっちゃなかろうかち不安にないとでばい。おいたちゃ生まれ育った町やけん子供ん頃かい見慣れたおんちゃんやオバシャンばっかいばって、あんまいじ〜〜っと見らんほうがよかち思うとたいねえ。
こいかい先書こったんページの何枚あったち足らんけん、暇やったん下んリンクかいほかんとも見っくれ
勝本ん漁師や百姓ん生活、朝市や黒瀬商店街ばようすいためにも
壱岐ばメジャーにしち観光客ん人に来ちもらわなでけん。